再生ポリエチレン原料が出来るまで

以前、再生原料を使用したポリ袋GIシリーズの二酸化炭素削減効果をご紹介しましたが、

今回は、その再生ポリエチレン原料がどのように作られているのかご紹介いたします。

 

以前の記事はこちらから→「再生原料って環境にやさしいの?」

 

まず最初に再生ポリエチレン原料にも大きく分けて2種類があります。

① ポリ袋の生産工場で発生したロス品を再資源化したもの

② 一度お客様が使用されたものを回収して再資源化したもの

 

もちろん①のロス品を無駄なく使うことも大切ですが、

リサイクルという観点からは②の方がより大切になってくるかと思います。

 

今回は、②の再生ポリエチレン原料がどのように作られるかご紹介いたします。

 

まず、GIシリーズで使用される再生ポリエチレン原料の素材として使われるのが

こちらの回収されたストレッチフィルムです。

 

まずはこの回収されたストレッチフィルムを分別して、

汚れのあるものや異物を取り除きます。

 

このストレッチフィルムを高熱で溶かして、小さい穴を通して押し出すことで

スパゲッティのような細長い状態に伸ばしていきます。

 

この画像の白い糸のように並んでいるものが溶けて伸ばされたストレッチフィルムです。

ちなみに、このようにきれいに伸びていくためには異物が入っていないことが必要です。

(異物が入っているとその異物の部分で切れてしまいます)

 

この伸ばされた樹脂を冷まして短くカットすることで再生ポリエチレン樹脂が出来ます。

 

ポリショップで販売中のGIシリーズは、再生原料を40%以上使用していますが、

その4分の3以上をこのように作られる回収して再資源化した再生原料を使用しています。

 

再資源化の工程で異物も排除されており、再生原料としては上質なものとなっています!

 

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